戀踏
作詞:腕トラ
作曲:腕トラ
編曲:りきこ
歌 :腕トラ
発売日:2015/08/21
発売レーベル:虎音-ToLine-
少し涼やかな この海辺を
一緒に 歩いています
何だか今は この夕凪が
心地よく 少し寂しくて
日時計がまた 波打ち
一緒に 歩いています
そっと暮れなずむ この夕凪に
想い乗せ 綴る
恋と書くよりも 大人になったし
密やかで 輪郭も曖昧だし
さりげない 寄り添いが
今の凪には 似合うね
追憶の色 反射した砂が ああ
手の中積もり 握りしめ
大切に していても
少しずつ 日々がこぼれる
永遠の色 反射した糸が ああ
紡げてるか 手を解けば
日暮れに 今までを
さらさらと 失いそうで
人は不思議だね 大事な物
無意識に 増えて行く
その時はただ みんな夢中で
拾い 集めたね
そして手に入れて なぜかすぐ消えて
手招くの 抱えるのも 遠ざかる
本当はね 誰もがね
何も 変わってないのに
追憶の色 反射した砂が ふと
爪先に向け 落ちて行く
そっと 温もりごと
いつまでも 残ればいいのに
永遠の色 反射した糸が ふと
見えずに 寂しくなっても
そっと 動けずいる
さらさらと 景色の中で
照り付ける季節に 走り出す年頃は
セピアに揺らめき 振り返るけれど
灼熱を 吹き抜けて
凪がある事も 知ってる
こぼれてもいい 手にすればいい ただ
糸し糸しと言う心
過ぎ去る 想い出ごと
踏みしめて 今宵のままに
見えなくていい 不確かでいい ただ
糸し糸しと言う心
和らぐ 永遠ごと
手を結び 今宵のままに
恋より少し 大人になった ああ
糸し糸しと言う心
幼さ過ぎた 砂に
穏やかな 標を刻む
陽炎の日々 戻らないけど ああ
糸し糸しと言う心
それでも・・・
精一杯・・・
したためた・・・
今の・・・
戀踏・・・